4年生「やさしさを見つけよう~その①シニア体験~」
6月29日(水)のことですが、大師の学習で「シニア体験」を行いました。
今年の大師のテーマは「やさしさを見つけよう」です。
そこで、今回は高齢者の生活の大変さ、介助することの必要性を感じてみました。
勝山市社会福祉協議会から福祉の学習を担当している講師に来ていただき、アドバイスをいただきました。
視界が悪くなる眼鏡、両足両手におもり、膝に厚いサポーターを身に着け、膝と首にベルトを巻いて腰が曲がった状態になりました。
こんな体勢で学校の1階から2階へ階段で上がり、また降りて戻ってきます。
途中で本を読んだり、椅子に座ったり、手を洗ったりするミッションにも挑戦しました。
初めての体験で、最初はうきうきしていた子どもたちも、どんどん疲れていきます。
「周りが見にくいです」「階段は疲れます」「一休みできるのは、ありがたいです」「杖がほしいです」「サポートしてくれる人がいなかったら怖いと思いました」などのいろいろな感想を伝えてくれました。
講師の方からは、サポートするときに「階段は最後ですよ」や「右に椅子があります」など具体的な指示をするといいということを教えていただきました。
相手の立場に立ってみることで、一つ「やさしさ」を見つけることができました。
今後も引き続き学びを深めていきたいと思います。