認知症理解のために
4年生が市の健康長寿課の方をお招きして、
認知症理解の出前授業をしました。
よろしくお願いします。
スライドを使って、認知症について教えていただきます。
若々しい担任の先生も何十年後には・・・
そう、みんな年を取るんだよ。
認知症とは、脳の病気です。と、その仕組みを教えていただきました。
みんなしっかり聞いています。
そして、こんな時はどうすればいいのかを実践。
ごはんを食べて、しばらくした後、
ごはんを食べたことを忘れて、「おなかがすいた」というおじいさん。
さあどうする?
グループで話し合いました。
そして前で実践。
さっき食べたところだから、おやつにしようか?
おなかすいたんなら、お母さんに言って、なにかつくってもらおうか?
などなど、やさしい言葉かけが続きます。
続いて
「さいふがない」
「だれかがとったんでは?」と騒ぐおばあちゃん。
さあどうする?
また、グループで話し合いです。
そして実践。
「いっしょにさがしてあげるよ~」
「おばあちゃん、ここに入れているのをみたよ~」
「こっちをさがすから、そっちの方をおばあちゃん見てみて」
財布をしまったところを忘れてしまったおばあちゃんに、考えて声をかけます。
認知症の方をちゃんと認めてあげることが大事!と教えていただいたことが活かされています。
それにしても、上山先生をはじめとして、みんな名演技だったよ~!
そして、校長先生による絵本「だいじょうぶだよ」の読み聞かせです。
「おばあちゃんが僕たちのことを忘れても、僕もパパもママもお姉ちゃんもおばあちゃんのことを覚えているから、大丈夫だよ!」
絵本な中のこの言葉が心に残りました。
最後に、認知症キッズサポーターの証とパンフレットをいただきました。
先生方も。
これです。
たくさんの積極的な質問や感想がありました。
みんな、自分の家族がそうなったら、と身近なものとして真剣に考えていることがよくわかり、市の方も感心しておられました。
最後まで、いい学習ができました。
分かりやすく教えていただいて、ありがとうございました。